知的障がいの子を待つ「平均ひとりぼっち期間」

平均ひとりぼっち期間とは?

私は現在52歳、妻は50歳、息子は22歳です。

厚生労働省発表の平成29年簡易生命表によると、52歳男性の平均余命は30.78年、50歳女性の平均余命は38.29年、22歳男性の平均余命は59.51年となっています。 厚生労働省 平成29年簡易生命表(男) 平成29年簡易生命表(女)

この平均余命をうちの家族それぞれに適用してみると、それぞれの予想死亡年齢は以下のようになります。

息子
現在52歳50歳22歳
私の予想死亡年齢83歳81歳53歳
妻の予想死亡年齢88歳60歳
息子の予想死亡年齢82歳

私が死亡してから妻が亡くなるまでは平均で約7年です。この7年が以前「平均未亡人期間って知ってますか?」 という記事で解説した「うちの妻の未亡人期間」です。

一方妻が亡くなってから息子が亡くなるまでは「平均で約22年」あります。

これが「平均ひとりぼっち期間」というわけです。

平均ひとりぼっち期間をどう過ごすか

うちの息子は一人っ子なので、この22年間については基本的に一人で生きていかなくてはなりません

そのためには

  • 経済的自立をどうするか(お金をどうやって残してあげるか)
  • 身辺自立(身の回りのことを一人でできるようにする)をどうするか

といった息子自身の自立の問題の他、

  • 残したお金を「誰が」「どのように」管理するのか
  • 身の回りの世話を誰がしてくれるのか

といった問題があります。

さらには「住まいはどうするのか」「グループホームに入居するのか」「施設に入るのか」といった住居の問題もあるのです。

これらの問題の解決方法を考えてみる。

それがこのブログのメインテーマです。